シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の2020年5月の月次レポートが公表されました。
5月にだいぶ基準価額も回復してきましたが、6月11日のNYダウの急落により楽天VTも前日比で5%以上下落しています。
それでは5月のレポートを見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は5月は4月から389円値上がりして10,179円と1万円台を回復しました。
そして純資産総額は34.84億円増加して389.62億円となりました。
※ちなみに6月12日時点での純資産総額は395.72億円、基準価額は10,127円となっています。
基準価額は1万円台を回復してさらに伸びていましたか6月11日のNYダウの急落を受けて5月末時点とほぼ同じくらいの水準に戻っています。
ベンチマークとの乖離について
そして5月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で3.7ポイント(4月は2.1ポイント)の乖離と差は更に広がってしまいました。
このボラティリティの激しい相場のどさくさに紛れて運用が雑になってませんかね?
まぁ、そんなことはないと思いたいけれどちょっとこの乖離はキツいですね。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2020年4月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は8,415銘柄と前月よりも39銘柄減少しています。(前月は8,454銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
また上位2業種の金融・テクノロジーはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と同じです。やや楽天VTの方が金融の比率が高めです。(オールカントリーの方では金融は12.7%です)
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2020年6月12日現在)は以下の通りです。
損益率は4.21%となっています。
4月の-4.58%から更に回復しています。
ホントに急降下・急上昇な値動きなのでビックリです。
まとめ
5月は4月から更に続伸して基準価額は1万円台を回復しました。
純資産総額も6月12日時点で395億円と400億円まであと一歩というところまで来ました。
ですがですが、ベンチマークとの乖離は3.7ポイントも乖離しており、ちょっとどうしちゃったのという感じです。
これがVTを買い付ける投資信託の限界というところなのでしょうか?
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2018年12月)
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