シオイ(@shioi401shioi)です。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」のオンライン表彰式の結果、2020年は18位であった本ファンドは1ランクアップして17位となりました。
ライバルの背中はかなり遠くなってしまいましたが2022年はどうなっていきますかね。
さて楽天・全世界株式インデックス・ファンド1月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は12月から1,084円値下がりして15,512円となりました。
そして純資産総額は45.38億円減少して1,464.72億円となっています。
※ちなみに2月16日時点での純資産総額は1,542.24億円、基準価額は15,892円となっています。
基準価額、純資産総額ともに前月よりマイナスと1月下旬にかけての下げの影響が大きかったようですね。
ベンチマークとの乖離について
そして1月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で4.8ポイント(12月は5.1ポイント)乖離は若干縮まりましたが誤差の範囲内です。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2021年12月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,335銘柄と84銘柄増加しています。(前月は9,251銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2022年2月16日現在)は以下の通りです。
損益率は39.41%と1月より更に減少していますが、それでも十分な成績です。
まとめ
2022年に入って1月下旬の下げの影響を大きく受けていますが、長期投資目線で考えればこのタイミングで購入していた方はより口数を多く得られたと感じられるタイミングだったのではないかと思います。
まだまだ今年も始まったばかりでまた年末にどんな状況になっているか分かりませんが、着実に歩み続けていってもらいたいと思います。
楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年1月)
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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