シオイ(@shioi401shioi)です。
2020年1月18日に開催された「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」でeMAXIS Slimシリーズが上位3冠を独占し一時代を築き上げました。
そのTop3の中で、第1位となったのがeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。
これから投資を始めようと考えている方に手間いらずで全世界に分散投資が1本で実現できてしまうこの商品の魅力と安定した運用が多くの投信ブロガーから支持を得られたものと思います。
2019年12月の月次レポートが公表されましたので、早速中身を確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
11月に引き続き純資産総額は右肩上がりに推移しています。
純資産総額は116.25億円と順調に積み上がっています。受益者還元型信託報酬の発動となる500億円突破はいつごろになるのでしょうか?
※1月17日時点で138.47億円となっています。
基準価額はさらに続伸して11,736円(+375円)となりました。
2020年に入っても株式相場は好調を維持しており、このまま順調に右肩上がりで推移していくのでしょうか?
それだと年初に一括投資をした方が効率がいいのですが、未来のことは分かりませんのでタイミングは図らずコツコツ積み立てていくだけですね。
ベンチマークとの乖離について
そして12月は設定来のベンチマークからの乖離なしです。
安定感のある運用も本ファンドを支持したくなる魅力の一つだと思っています。
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月とほとんど変わりありません。
組入地域ではやはりアメリカが5割超を占めているのも前月と変わりありません。上位10位に韓国に変わり中国がランクインしています。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
金融、情報技術で全体の3割を占めている点も前月と変わりありません。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位をほとんど占めています。
分配金について
2019年4月25日第1期決算の分配金は0円です。
現在の保有状況について
1月19日現在の損益状況は以下の通りです。
損益率18.05%と12月に引き続き好調を維持しています!
こんな環境が続いているとちょっとした下落でも慌てたり、不安になってしまうこともあるかもしれません。下落していても口数を多く買えることをむしろ喜ぶマインドで積立投資は継続していきたいですね。
まとめ
設定されてから1年2ヶ月を経過しました。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」で1位を獲得するまでに成長したeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ですが純資産総額はまだまだ140億円弱(2020年1月17日時点)とライバルの楽天・全世界株式インデックス・ファンド(純資産総額約350億円:2020年1月17日時点)差をあけられています。
着実にですがスピードアップして純資産総額を積み上げてもらい日本のインデックスファンドで投資するならeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)一択というくらいの不動の地位を築いていってもらいたいと思います。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の「Fund of the Year 2019」1位受賞おめでとうございます!!
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストという自分が投資を始めた時にあったらどんなに良かったかと思うくらいのいいファンドだと思っています。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を楽天証券で楽天カードによる積立投資、貯まった楽天ポイントでポイント投資をしています。
楽天証券で投資信託を年会費永年無料の楽天カードで決済(上限金額:5万円まで)すると+1%のポイントが付与されます!買い物で貯まったポイントで投資ができちゃいますよ。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
また本ファンドは楽天証券で楽天カードクレジット決済で積み立てています。楽天カードクレジット決済の設定方法はこちらをご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
コメント