シオイ(@shioi401shioi)です。
昨年前半はまだ強気相場であり、積極的に投資を始めてみようと思っていた人も多かったと思います。
その後、昨年後半からは徐々に雲行きが怪しくなり今年に入ってもボラティリティの激しい相場が続いています。
そんな中でも一歩踏み出してつみたてNISAを始めてみようと考えている方はどのくらいいるのでしょうか?
昨年から開始したつみたてNISAですが、2019年から開始する方の非課税枠は40万円×19年=760万円となります。(現時点での話です)
つみたてNISAはその名の通り毎月積立設定をして投資信託を買い付けていきますが、毎年40万円の枠をしっかり使い切りたいですよね。
1~12月まで毎月積立設定をしてる方は、申込設定日を何日にしていますか?
給料日が25日だから26日以降で設定している場合、該当年度の非課税枠で購入できず翌年の非課税枠での購入となる場合があります。
本記事は自身の反省を込めて備忘録として記載していますが、月末近くの日付を申込設定日にしている人は日付を見直すべきです。
2018年の妻のつみたてNISAの非課税枠が全額消化できなかった訳
実は、昨年5月から妻にもつみたてNISAを始めてもらいましたが、2018年は全額消化ができませんでした。
5月~12月までに40万円を消化するよう設定していたつもりだったのですが、原因は申込設定日でした。
当時の画像を残していなかったためボーナス設定状況は異なりますが、申込設定日を27日としていました。
2018年のつみたてNISA枠を使える最終取引(約定日)以降の申込設定日であったため、2018年の枠が使えず2019年の枠を早々と消化してしまったのです。
各種設定は自分が行ったのですが、妻の給料日は25日だったのでつみたてNISAの申込設定日を27日に設定してそのまま12月を迎えてしまったことが運の尽き。
ちょっとほったらかしにしすぎました。
妻につみたてNISAを始めてもらった経緯はこちらをご覧ください。
12月に購入する場合の申込設定日を間違えると翌年のつみたてNISA枠を消化することになる
シオイはSBI証券でつみたてNISAを行っています。
そしてSBI証券のNISA取引のよくある質問にちゃんと記載されていました。
引用元 SBI証券 2018年のNISA投資枠を利用する場合の最終取引はいつですか?
投資信託も2018年の取引となるのは、最終受渡日が2018年12月28日(金)までのものとなります。それ以降については2019年の取引となります。
毎年40万円の非課税枠を全額消化するには
12ヶ月の毎月均等につみたてNISAを行う場合、確実に非課税枠を消化するのであれば申込設定日を最終受渡日ギリギリとなる月末近くの日付ではなく月初や月中にしてしまうのが一番確実です。
どうしても月末近くに日付にしたいということであれば、まずは購入する投資信託の約定日と受渡日を確認しましょう。
各証券会社の投資信託の基本情報に約定日と受渡日は記載されています。
以下画像はSBI証券の投資信託の抜粋です。
約定日・受渡日と各年の最終取引日を確認して、その年の取引に収まるように申込設定日を調整することになります。
ここまで考えるなら月初や月中でもいいかなと個人的には思ってしまいました。
まとめ
つみたてNISAの非課税枠40万円を使いきるためには申込設定日(特に12月)に注意しましょう。
・毎月積立を行うならば、月初・月中の日付を申込設定日にしておくのが無難
・月末近くの日付を設定したいなら購入する投資信託の約定日・受渡日を確認の上、各年の最終取引に収まるように申込設定日を調整する
せっかくつみたてNISAを始めたのに非課税枠40万円を全額消化できないのはもったいないです。
妻には非常に申し訳ないことをしてしまいました。
2019年の妻のつみたてNISAの申込設定日は月中を設定して12月分が翌年に持ち越されることがないようにしました。
すでにつみたてNISAの設定を終えてほったらかしのそこにあなた、もし申込設定日が月末近くならば12月の買付分が来年の非課税枠で消化されてしまうかもしれませんよ。
念のため確認をされることをおススメします。
これからつみたてNISAをはじめる方も非課税枠の取りこぼしがないように申込設定日については十分に注意をしましょう!!
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