シオイ(@shioi401shioi)です。
2月以降これまでのようなぬるま湯だった株式相場が一転毎日ボラティリティの激しい状況が続いています。ここ最近投資を始めたばかりの方にとっては最初でまたもしかしたらかなり長期にわたる試練かもしてません。
ぜひともこの試練を乗り切ってもらいたいと思います。
さて楽天・全世界株式インデックス・ファンド1月のレポートが開示されましたので見ていきたいと思いますが、その前にGoodNewsからです。
「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ実質的に負担する運用管理費用の引下げについて
2022年3月9日に楽天投信投資顧問より以下プレスリリースが発表されました!!
「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ実質的にご負担いただく運用管理費用の引き下げについて
バンガード社の対象ETF(バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF ティッカー:VT)が2022年2月25日に引き下げられたことに伴い楽天・全世界株式インデックス・ファンドも0.01%費用が引き下げられました。
楽天投信投資顧問
「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ実質的にご負担いただく運用管理費用の引き下げについて」より
保有していてコストが下がるのですから、持ち続けていたいですよね。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は1月から8円値下がりして15,504円となりました。
そして純資産総額は58.93億円増加して1,523.65億円となっています。
※ちなみに3月14日時点での純資産総額は1,503.94億円、基準価額は14,892円となっています。
ロシアによるウクライナ侵攻での相場不安定が大きく影響していますね。
ベンチマークとの乖離について
そして2月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で4.2ポイント(1月は4.8ポイント)乖離はまた若干縮まりましたが誤差の範囲内です。
1年以内の乖離については問題ない動きですが、設定来の乖離差はもうこういうものと思ってしまった方が良さそうです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2022年1月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は9,326銘柄と9銘柄減少しています。(前月は9,335銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2022年3月14日現在)は以下の通りです。
損益率は44.37%と2月より回復しています。
まとめ
ベースのVTの経費率改定によりコスト削減という朗報がありました。
保有していて経費が下がってくれるのはうれしいものですね。VTと言わず楽天VTとしてもまた経費にメスが入ると嬉しいところですが。
昨年とは異なり今年は年初一括投資が正解だったとは言えない状況となっています。自分のリスク許容度の範囲内で過剰になり過ぎず淡々と楽天VTのような長期保有したい商品を積み立てていきたいものです。
楽天VTは海外ETFへのアクセスを投資信託で容易にした点で画期的であり、VTを購入したいけれど海外ETFはちょっとという層を掴んで離さない商品です。
バンガード社の商品を手軽に持ちたいという方にはぴったりの商品だと思います。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2021年2月)
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