シオイ(@shioi401shioi)です。
4月に入ってもコロナウイルスの脅威はそのままに実体経済はどんどん傷んでいますが、米国株式相場はそれとは真逆に上昇したりと乖離の傾向が目立っています。
日本でも緊急事態宣言解除される地域が発表されましたが、コロナウイルスを撲滅できたわけではなくこれから当面は共存していくことになります。
今までの経済活動ができない以上、なかなか株価が上昇するような未来を思い描くのはしばらくは難しそうですね。
それでは2020年4月の月次レポートが公表されましたので、中身を確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
3月から基準価額は回復し1万円台になりました。
純資産総額は245.04億円と基準価額の回復と合わせて回復してきました。
※5月14日時点で254.5億円まで積み上がっています。
基準価額はだいぶ回復して10,020円(+850円)となりました。
※5月14日時点で9,685円と1万円を割っており、口数を増やすチャンスかもしれません。
ベンチマークとの乖離について
そして4月の騰落率は3月よりも差が縮まり設定来のベンチマークから+0.1%の乖離です。
ベンチマークより若干上回っていますが誤差の範囲内でしょう。相変わらずの安定感です!!
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
組入地域ではやはりアメリカが5割超を占めているのも前月と変わりありません。多少順位変動がありました。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
金融、情報技術で全体の3割を占めている点も前月と変わりありません。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位をほとんど占めています。
分配金について
サラッと2020年4月27日第2期決算が記載されていました。もちろん分配金は0円です。
2期目の実質コストも変なことにはなっていないと思える妙な安心感を持っていますが、早く2期目の運用報告書を見たいですね。
現在の保有状況について
5月14日現在の損益状況は以下の通りです。
損益率-3.32%とまだ元本割れしています。今の内に口数を多く購入していければと思っています。
まとめ
設定されてから1年6ヶ月を経過しました。
コロナウイルスとの闘いは数年に及び、すでに変化してきていますが今までのライフスタイルからガラリと変わり企業の勢力図も変わってくることと思います。
株価はまだ2番底となる気配はありませんが、今後いつそれがくるとも限りません。
下手に動くよりも自分の許容できるリスクの範囲内で積み立てていくことがものすごく儲けることはできないけれどほどほどに気づけば資産を増やすことができる最善の一手ではないかと思います。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストという自分が投資を始めた時にあったらどんなに良かったかと思うくらいのいいファンドだと思っています。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を楽天証券で楽天カードによる積立投資、貯まった楽天ポイントでポイント投資をしています。
楽天証券で投資信託を年会費永年無料の楽天カードで決済(上限金額:5万円まで)すると+1%のポイントが付与されます!買い物で貯まったポイントで投資ができちゃいますよ。
全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
また本ファンドは楽天証券で楽天カードクレジット決済で積み立てています。楽天カードクレジット決済の設定方法はこちらをご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
コメント