楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年12月)

楽天・全世界株式インデックス・ファンド 投資信託
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シオイ(@shioi401shioi)です。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の2019年12月の月次レポートが公表されました。

2020年1月18日に開催された「投信ブロガーが選ぶ!Fund  of the Year 2019」(以下、FOY2019)では16位という結果でした。

2017年に1位を受賞してから2018年に9位にランクインしたもののとうとうトップ10にも入れない状況で、単純にバンガードの名前だけでは勢いを維持するにはあまりに周りの環境が激変してついていけていない感が強いです。

まだ純資産総額では同じ全世界株式クラスの中では優位な位置にいますが今後はどうなっていくのでしょうか?

それでは12月のレポートを見ていきたいと思います。

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基準価額および純資産総額の推移について

まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は12月は11月から336円値上がりして11,546円となりました。

そして純資産総額は22.27億円積み上がって327.64億円となりました。

※ちなみに1月30日時点での純資産総額は343.59億円となっています。

201912基準価額と純資産総額の推移_楽天VT

基準価額は11,546円と好調を維持しています。

201912基準価額・純資産総額_楽天VT

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ベンチマークとの乖離について

そして12月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で2.6ポイント(11月は2.3ポイント)の乖離とまた差が広がりました。

201912ファンドの騰落率_楽天VT

純資産総額も300億円を超えて着実に積み上がっているもののベンチマークとの乖離は相変わらずの状況です。

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資産構成について

資産構成は以下の通りです。

VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。

201912投資状況_楽天VT

ここからはファンドが購入しているVTの2019年11月末時点のレポートになります。

投資銘柄数は8,196銘柄と前月よりも49銘柄増加しています。(前月は8,147銘柄)

201912投資銘柄数_VT

組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。

また上位2業種の金融・テクノロジーはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と同じです。やや楽天VTの方が金融の比率が高めです。(オールカントリーの方では金融は16.0%です)

201912業種別・国・地域別構成比_VT

銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。

また銘柄名に特筆すべき変動もありません。

201912組入上位10銘柄_VT

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つみたてNISAでの損益状況

つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2020年1月30日現在)は以下の通りです。

つみたてNISA楽天VT_20200130

損益率は+11.18%となっています。

コロナウイルスによる影響で株式相場も乱高下しているはずですが、好調を維持してくれています。

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まとめ

12月もベンチマークとの乖離は相変わらず残念なところです。そして競合他社による動きに対して静観の構えでいるように見受けられます。

冒頭で記載した通りFOY2019ではそんな動きの無さに対して支持が離れていってしまっての16位だったように思いました。

純資産総額ではまだまだ優位な位置にいますが、このままでは来年のFOYで上位20位以内にもランクインできずということも起こり得そうです。

2020年に何らかの一手を打ち出して勢いを取り戻していくのか、それとも引き続きこのまま何の動きもない1年となるのか?

個人的にはあっと言わせる一手を打ち出してきて欲しいと思っています。

 

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過去の月次レポートはこちらをご覧ください。

 

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