シオイ(@shioi401shioi)です。
先月、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」(以下、FOY2019 )でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が第1位になりました。
2020年1月の月次レポート冒頭では以下のように受賞をアピールしています。
FOY2019で1位となった勢いで純資産総額の大幅アップしたのでしょうか?
2020年1月の月次レポートが公表されましたので、中身を確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
12月に引き続き純資産総額は右肩上がりに推移しています。
純資産総額は150.48億円と順調に積み上がっています。この勢いが続いて楽天全世界株式インデックス・ファンドも追い抜いて受益者還元型信託報酬の発動となる500億円突破まで突き進んでもらいたいですね。
※2月14日時点で172.52億円となっています。
基準価額は若干下がって11,667円(-69円)となりました。
コロナウイルスショックもありますが、米国株は相変わらずの好調です。
本ファンドもアメリカの比率が5割超でありその恩恵にあずかっています。
ベンチマークとの乖離について
そして1月の騰落率についてですが設定来のベンチマークから+0.1%の乖離です。
通常信託報酬分ベンチマークから下がるのですが、パフォーマンスにこだわった運用が功を奏しているのでしょうか?
安定感のある運用で安心していられます。
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月とほとんど変わりありません。
組入地域ではやはりアメリカが5割超を占めているのも前月と変わりありません。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
金融、情報技術で全体の3割を占めている点も前月と変わりありません。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位をほとんど占めています。
分配金について
2019年4月25日第1期決算の分配金は0円です。
現在の保有状況について
2月14日現在の損益状況は以下の通りです。
損益率17.05%と12月よりは若干下がりましたが引き続き好調を維持しています!
来年の今頃は、去年のこの時期に一括で購入しておけば良かったと思うのかは分かりません。考えても仕方ないので毎月自動で積み立てていくのが自分にとっては心地のいい投資方法です。
まとめ
設定されてから1年3ヶ月を経過しました。
FOY2019で1位を獲得したことも追い風になったのか純資産総額も大きく増加しています。
このファンド1本の積立を自動化して、その存在すら忘れて20年、30年と継続していけば普通の人にとって十分な資産形成となると思います。
その前提として生活防衛資金を含めた無リスク資産の確保やリスク許容度のコントロールが重要であることは言うまでもありません。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストという自分が投資を始めた時にあったらどんなに良かったかと思うくらいのいいファンドだと思っています。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を楽天証券で楽天カードによる積立投資、貯まった楽天ポイントでポイント投資をしています。
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全世界株式へこれ1本でシンプルに投資ができ、これからつみたてNISAを始める方に文句なしにおススメできる商品です。
特に投資にそれほど興味関心はないけれど資産運用はそこそこにしたいという方にとって現金:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=5:5で保有するカウチポテトポートフォリオはアリだと思っています。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
また本ファンドは楽天証券で楽天カードクレジット決済で積み立てています。楽天カードクレジット決済の設定方法はこちらをご覧ください。
資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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