シオイ(@shioi401shioi)です。
2020年、2021年の右肩上がり相場が異常であって、いよいよ株式相場全体が景気後退によるいつ終わるとも知れない低迷期間へ踏み出したところなのでしょうか?
たまたま円安で下落のダメージはひどくはないですが、いつこの円安も円高に掌を返されるのかは分かりません。株式の下落+円高によるダメージを受けても狼狽することないリスク資産の持ち方を心がけておきたいですね。
それでは2022年4月の月次レポートが公表されましたので、こちらを確認してみたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
4月はまた基準価額が大幅に下落し、純資産総額も一時5,000億円台でしたが4,900億円台となっています。
純資産総額は4,979.93億円です。
2022年5月13日時点の純資産総額は4,906.53億円です。
基準価額は16,561円(-722円)と大きく下落しています。
※2022年5月13日時点で15,596円です。
ベンチマークとの乖離について
そして4月の騰落率ですが設定来のベンチマークから0.4ポイント上振れしています。
また各マザーファンドの騰落率は以下の通りです。
安定感のある運用で心配なしです。
資産構成について
資産構成は以下の通りです。前月と大きな変化はありません。
組入地域ではやはりアメリカが5割超を占めているのも前月と変わりありません。
組入上位10業種と10銘柄は以下の通りです。
若干ですが比率に動きはありますが全体的に誤差の範囲内です。
銘柄も変動は若干ありますが、アメリカ企業が上位をほとんど占めています。
分配金について
第4期も予定通り分配金は0円です。
現在の保有状況について
5月13日現在の損益状況は以下の通りです。
損益率25.66%(3月の損益率38.77%)と気が付けばあっという間に2月時点(2月損益率24.03%)に逆戻りです。
まとめ
3月は2月までの落ち幅を回復してくれましたが、4月はまた逆戻りしてしまいました。
冒頭でも記載した通りいずれにせよここ2年の右肩上がりのぬるま湯のような相場状況がどちらかというと異常だったのだと思います。
こう相場状況も不安定になってくるとそれまでレバナスでとか煽るコメントはネタ程度しか見なくなります。SNSに触れていると真偽のほどは別として本当に数多くの情報に接することになり、自分としての目線、軸を持てていないとすぐにブレてしまいます。
それぞれの投資スタイルにより違いますが、長期・分散・低コストで投資を行うスタンスの方(自分を含む)にとっては今回含めた投資期間中の谷間はその後大きく飛躍するために必要な過程です。
どんどんこれまでの含み益がなくなっていくことは精神衛生上よろしくはないですが、自分のリスク許容度を確認しながらどれだけ低迷が続こうとも止まない雨はないという気持ちで市場に居続けることを願っています。
繰り返し記載しているのですが低コストでこの1本で全世界へ投資できることは、各人にとってのコア投資の基盤を作るうえでベターな選択肢(ほぼファイナルアンサー)だと思っています。
信託報酬も最低水準となり、各資産クラスを自作して全世界株式を実現するよりも本ファンド1本の方が低コストというファンドです。
アセットアロケーションを全世界株式の時価総額加重平均のウエイトで納得できて、さらに全世界株式クラス最安値に信託報酬を追従してくるのであれば本ファンド一択で問題ないと思います。
シオイは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を楽天証券で楽天カードによる積立投資、貯まった楽天ポイントでポイント投資をしています。
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過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に関してはこちらの記事もご覧ください。
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資産運用の基本を知りたい、書籍で学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
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