シオイ(@shioi401shioi)です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)の2020年4月の月次レポートが公表されました。
3月に続きコロナショックの影響で基準価額は下がっていますね。ちょうど口数を増やすにはいいタイミングだったと思います。
それでは4月のレポートを見ていきたいと思います。
基準価額および純資産総額の推移について
まずは基準価額と純資産総額です。
基準価額は4月は3月から807円大幅に値上がりして9,790円となりました。
そして純資産総額は49.97億円増加して354.78億円となりました。
※ちなみに5月26日時点での純資産総額は375.33億円、基準価額は9,873円となっています。
3月からあっという間に基準価額が回復してきました。ただまだ1万円割れですから口数を増やすタイミングではないかと思います。
ベンチマークとの乖離について
そして4月のベンチマークとの乖離ですが、設定来で2.1ポイント(3月は1.7ポイント)の乖離と差は広がってしまいました。
3月の調子でどんどん差が縮まればいいなと思いましたが、また広がってしまいました。
変な意味での抜群の安定感です(笑)
資産構成について
資産構成は以下の通りです。
VTを購入するというシンプルで分かりやすいファンドです。
ここからはファンドが購入しているVTの2020年3月末時点のレポートになります。
投資銘柄数は8,454銘柄と前月よりも43銘柄増加しています。(前月は8,411銘柄)
組入地域では前月と変わらずアメリカが5割超を占めています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と比べると国・地域別構成比で中国が上位に入っている点が異なります。
また上位2業種の金融・テクノロジーはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と同じです。やや楽天VTの方が金融の比率が高めです。(オールカントリーの方では金融は13.7%です)
銘柄はアメリカ企業が上位を独占です。
また銘柄名に特筆すべき変動もありません。
つみたてNISAでの損益状況
つみたてNISAでの楽天VTの損益状況(2020年5月26日現在)は以下の通りです。
損益率は-4.58%となっています。
3月の-9.79%から更に回復してきています。この調子でマイナスから脱却してくれるといいのですがこればかりは分かりませんね。
まとめ
4月は3月の基準価額の急降下から一転急上昇しました。
ただ5月26日時点ではまだ基準価額は1万円を割っており、なかなか1万円回復までいきません。
米国と比較するとなかなかそれ以外の国の回復度合いが鈍いということを示しているのかもしれません。
だからとって米国がこれからも強いのかは誰にもわかりません。
あくまで現時点で見ると米国は強いというだけです。
自分が生きている間に全世界の勢力図が変化するのかなんとも言えませんが大きく変わったとしてもその恩恵を受けられるのが全世界株式の大きな魅力です。
楽天・全世界株式インデックス・ファンドに関してはこちらの記事もご覧ください。
過去の月次レポートはこちらをご覧ください。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2020年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年12月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年11月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年10月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年9月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年8月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年7月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年6月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年5月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年4月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年3月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年2月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2019年1月)
楽天・全世界株式インデックス・ファンド│月次レポート(2018年12月)
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